14日の大田集談会は、静かなあたたかさに包まれながら無事に終了しました。参加者は11名、うち女性3名。12月恒例のテーマ「今年の総括と来年の抱負」に沿って、当日の参加者が、順に胸の内を言葉にしていきました。正解も評価もない時間の中で、それぞれが、この一年をどう生き、何を感じてきたのかを、等身大の言葉で披露しました。

代表して一例を発表いたします(HP管理人)。

「法事があり、東北の故郷に帰りました。宿泊したホテルの窓の外は、厚い雲に覆われ、昼なのか夕暮れなのか判然としない空でした。吹きつける強風は雨になり、やがて小雪に変わり、否応なく、厳しい冬の只中にいるのだと実感させられました。

その景色を眺めながら、私はふと、今の自分につながっているものを一つひとつ思い浮かべていました。親や兄弟のこと、育った土地、通った学校、籍を置いてきた会社のこと。思い出したくない出来事もあります。でも、それらも含めてすべてが、自分の人生の一部なのだと、あるがままに受けとめてみました。すると不思議なことに、心の奥から自然と感謝の気持ちが湧いてきたのです。感謝というより、むしろ絶対感謝でした。

その瞬間、窓の外の厳しい冬景色が、なぜかとても愛おしく感じられました。この冬景色も悪くない、そう思えました。そう感じられたことで、これからは東京と田舎、二つの場所を行き来する二拠点生活も、無理なく視野に入ってきました。」

参加者それぞれが、自分の言葉で一年を振り返り、来年へと視線を向ける。そんな思いの披露が静かに重なり合った集談会となりました。

忘年会は西口の台湾料理のお店にて、9名が集い、和やかな笑顔とともに楽しいひとときを分かち合いました。円卓を囲みながら交わされた何気ない言葉や笑い声が、今年一年の歩みをそっと労ってくれるような、あたたかな時間でした。

今年一年、ご参加くださった皆さまに心より感謝申し上げます。森田療法を通じて共に学び、悩みや気づきを分かち合ってきた日々は、かけがえのないものとして胸に残っています。来年もまた、互いに学び合い、支え合える友として歩みを重ねていけることを楽しみにしております。

どうぞ残り少ない年末を大切にお過ごしになり、健やかで穏やかな新年をお迎えください。