11月1日号の「おおた区報」〈区民のひろば〉に、私たちの学習会が掲載されました。
催し名は 「不安・緊張・パニックなどで悩む方の学習会」。
森田療法・森田理論を土台に、日常生活での実践を大切にした
“メンタルヘルスの学びと語らいの小さな集まり”です。
区報をご覧になって参加される方は、これまでも女性が多く、
「初めてだから少し不安で…」という声をよく耳にします。
そんな方には、まず 女性懇談会 にお越しいただくことをおすすめしています。
静かであたたかな雰囲気の中で、気負わずにお話しに加わっていただける場です。
どうぞ肩の力を抜いてお越しください。私たちが心よりお迎えいたします。
◆ 11月22日(第4土曜日) 下丸子女性懇談会
時間:午後1時〜2時頃
場所:大田区民プラザ・第4会議室
参加費:無料
懇談会のあと、午後2時過ぎからの定例会にも続けてご参加いただけます。
初めての方も安心してふらりと立ち寄れる会ですので、どうぞお気軽にどうぞ。
皆さまにお会いできますこと、心よりお待ちしております。
心の「とらわれ」とどう向き合うか──女性たちの自助グループ、森田療法にヒント
心の「とらわれ」と、どう向き合っていくか──
私たちがそっとお迎えする、女性のための自助グループがあります。
こんにちは。「NPO法人生活の発見会認定・下丸子土曜集談会」の運営をしております。
私たちの集まりは、仕事、家庭、介護、そして老いに対する不安など、
女性が人生の節目に抱えるさまざまな心の揺れを、
ひとりで抱え込まなくていいようにと願って続けてきた集まりです。
「どうして私だけ?」「こんな気持ちを誰にも言えない…」
そんな思いを胸に、静かにここへ足を運ばれる方が少なくありません。
もし、あなたも似たような思いを抱えていらっしゃるなら──
どうぞそのままの気持ちで、そっといらしてください。
私たちは、あなたを温かくお迎えします。
この会では、森田療法の中心的な概念である「あるがまま」を大切にしています。話したいときは話していただき、話したくないときは無理に話す必要はありません。
ただ聞いているだけでも、大切な参加の形です。
「言いっぱなし・聞きっぱなし」というゆるやかなルールは、
評価や助言をしない代わりに、安心して心を開ける空気を育ててくれます。
森田療法の創始者・森田正馬博士は、
「不安は悪いものではなく、生きようとする力の裏返し」と述べています。
症状があっても、日々の生活を続けながら、自分の人生を歩んでいくことはできる──
私たちはその考え方をヒントに、参加者一人ひとりの今日(いま)に寄り添いたいと思っています。
活動は月に数回、公共施設(ほかに 大田区消費者生活センター)で行っています。
初めての方にもご負担のないよう、氏名や職業をとくに尋ねることはありません。
その日、その時、あなたのペースで参加していただけます。
これまで多くの方が、
「ここに来て、ほっとした」「話してみて、自分の気持ちが少し整った」
そんな感想を寄せてくださいました。
心の不調や揺らぎは、誰の身にも起きるごく自然なことです。
だからこそ、安心して座り、ゆっくり呼吸のできる「居場所」が必要だと感じています。
もし、あなたが「ひとりで抱えるのは少しつらいな」と思ったとき──
どうぞ遠慮なくお越しください。
私たちは、あなたの来訪を心からお待ちしています。


















