次の一歩を踏み出す君へ

自助グループで、君に役割を頼まれたんだね。それは、少し驚きかもしれないけれど、同時に君にとって大きな意味があることだよ。誰かに頼まれるということは、君がその場所で信頼されている証拠だ。だから、まずはその信頼に感謝して、少し胸を張ってみるといい。

もちろん、最初は戸惑うだろうね。新しい役割を受け入れるのは、どこかプレッシャーがあるものだし、君自身のペースで進めることができるかどうか不安になる気持ちもわかる。だが、君にはちゃんとその役目を果たす力があると、僕は信じている。君が他の誰かと同じように、心を込めて取り組めば、それだけで十分だ。

君が自助グループで果たす役割がどんなものであれ、それは君にとってただの「仕事」ではない。君がその役割を通して学ぶこと、そして他の人たちと一緒にその空間を作っていくことは、きっと君自身にとっても大きな意味を持つはずだ。与えられた役割がどうしても重く感じる時もあるだろう。でも、その重さを抱えることで、君は少しずつ強くなっていくんだ。

それに、役割を担うことは決して完璧である必要はない。君が思う「完璧」を目指すのではなく、ただ「今できることをしっかりやる」という気持ちが大事だ。君が不安を感じたとき、もし何かに迷ったときは、無理に背負い込まないで。誰かに助けを求めてもいいし、心の中で少し立ち止まって深呼吸してみるだけでも、少し楽になるはずだから。

そして、忘れないでほしいのは、君がその役割を果たすことで、実は周りの人たちも助けられているということだ。君がその場で自分らしくいることで、他の誰かが少し安心して話せるようになるかもしれないし、君の存在そのものが大きな支えになることだってある。君が「ただそこにいる」ことの大切さは、意外に大きいものなんだ。

だから、あまり考えすぎず、君らしいペースでその役割を果たしていってほしい。それがどんな形であれ、君が一歩踏み出したことは、確実に自分を成長させ、周りにも良い影響を与えることになるだろう。そして、いつか振り返った時に、その役割が君にとって意味のある経験になっていることに気づくはずだよ。

次の一歩を踏み出す君へ

自助グループで少し自慢げなアドバイスをくれる先輩がいるとしよう。それは、少し面倒かもしれないけれど、君にはその“付き合い方”がきっとわかると思うよ。まず最初に言いたいのは、彼らの言葉の背後には、たぶん何かしらの不安や孤独が隠れているということだ。誰かに自分の経験を語りたいという気持ちの中には、自己肯定感を求める気持ちがあるものだから、君がその先輩を否定する必要はない。ただ、そのまま受け止めて、少し距離を置いてみることが大切だ。

自慢げなアドバイスを受けていると、最初はちょっとイラっとくるかもしれないけれど、それでもその先輩が君に対して悪気があるわけじゃないことを理解しておいてほしい。心の中で、彼らはただ「自分の経験を認めてほしい」と思っているだけだ。君がそれを理解した上で、その先輩の話に耳を傾けることは、決して悪いことじゃない。実際、君にとっても学ぶべきことはあるかもしれないし、その経験の中には、君にとって役立つヒントが隠れていることだってある。

でも、君がそれをどう受け入れるかが重要だ。自慢をそのまま鵜呑みにするのではなく、心の中で少し距離を取って、「なるほど、こういう考え方もあるんだな」と冷静に受け止めてみるといい。すべてを信じる必要はないし、君自身の判断基準を大切にすることが何よりも重要だ。それに、彼のアドバイスがどれほど自慢げに聞こえても、君が真剣に自分の道を歩んでいる限り、その影響は最小限に抑えられる。

それから、もしその先輩があまりにも自慢げでしつこくなったら、やんわりとその話題をそらしてみてもいい。君が不快に感じることを無理に受け入れる必要はないから、少しだけ気を使って話題を変えるか、時にはあえて沈黙を守るのも一つの方法だ。沈黙には、言葉以上の力があることを覚えておいてほしい。

最後に、君がその先輩から得られるものが一つあるとしたら、それは「他人の自信」をどう受け入れるかという課題だ。君がどうしても自慢話に対して反発を感じるのなら、その感情をどう扱うか、それを乗り越える方法を考えることが次のステップになるだろう。君がどんな方法でその先輩と付き合うかは君の自由だ。でも、決して無理に合わせる必要はない。君がその先輩に合わせた結果、君自身が消耗するようでは意味がないから。

だから、冷静に、でも少しだけ遊び心を持って、その先輩と付き合うといい。君のペースで、君自身の道を歩みながら。

次の一歩を踏み出す君へのメール

自助グループの会合を休みたいと思う時、それはとても大切なサインかもしれません。心が少し疲れていたり、何かに追われていたりするのは、私たちが生きている証拠でもあります。そして、そういう時に自分を無理に押し込めて参加することが、必ずしも良い結果を生むとは限らないのです。

時には、自分に少し休息を与えることも必要です。もちろん、責任感から「休んではいけない」と思うこともあるでしょう。でも、心が休まっていない状態で会合に参加しても、真剣に向き合うことはできないし、何より自分にとっても他のメンバーにとっても良くないのです。

もし今日、心が少し重たいと感じるのであれば、その重さを無理に抱えて出かけるよりも、休むことを選んでみてください。無理をして参加することが、かえって次回の会合に出る元気を削ってしまうこともあります。休むことは、決してサボっているわけではありません。むしろ、長い目で見れば、自分自身を守るためにはとても賢い選択だと思うのです。

休むという選択が、ひとつの勇気だと感じることもあります。自分のペースを大切にして、無理に走り続けるのではなく、少し立ち止まって、呼吸を整えてみてください。次回、また元気に会合に参加できるその時まで、ゆっくりと心を休ませてあげることが大切なのです。

そして、もし休むことに罪悪感を感じるのであれば、少しその気持ちを見つめ直してみてください。休むことも、きっと自助グループの一部として許されるべきことだと思います。無理に笑顔を作って参加するよりも、今は自分をいたわることを選ぶほうが、きっと長い目で見て自分にとっても他の人にとっても良いことなのです。