新しい家族が来た日:4代目里親犬まる子との出会い
先月の19日、私たちの愛しいプリンが静かに旅立ちました。それからまだ日が浅く、家の中にはプリンの思い出があちらこちらに溢れています。何気ない瞬間に、ふと目を向けると、そこにプリンがいるような気がして、胸が締めつけられることが多くなりました。けれど、そんなふうに胸が締めつけられる度に、あぁ、これが毎日だったんだな、と感じるのです。ペットとの暮らしは、ただの癒しだけではなく、共に過ごす時間がもたらす深い絆を感じさせてくれるものなのだと、改めて思い知らされます。
そのような日々が続く中で、3月に入ってから、娘が里親犬の募集広告を知らせてきました。まるで運命に導かれるかのような出来事でした。広告に掲載されていたのは、千葉県船橋市の里親センターにいる里親犬でした。その子の写真を見た瞬間、娘は心がぐっと引き寄せられたと言います。まるで「私はここだよ」と呼びかけられたような感覚を抱いたそうです。そして家族みんなで相談し、決断が下されました。すぐにお見合いの予約をし、数日後にはその子に会いに行くことになったのです。
センターに到着すると、その子が待っていてくれて、予想以上に大きめのポメラニアンだったとのことでした。その一番の特徴は、何と言ってもそのふわふわした毛並み。触れるたびに、まるで幸せが広がっていくような感覚に包まれたと言います。
お見合いの時からわかっていたのですが、この子は本当におとなしく、ほとんど吠えることがありません。静かにそばにいてくれる姿は、まるで穏やかな優しさを感じさせてくれるもので、すぐに心が和らぎました。夜も静かに一人で寝ているその姿を見て、最初に抱いていた心配はすっかり消え去りました。まる子は、まるで最初から家族の一員であったかのように、すんなりと生活に溶け込んでいったのです。
名前はすでに決まっており、「まる子」と呼ばれています。最初は少し驚きましたが、すぐにその名前がぴったりだと思うようになりました。まる子の丸い瞳と、何とも言えないほっこりした姿が、この名前にぴったりなのです。
プリンを失った深い悲しみがまだ残っている中で、新しい家族を迎えることに少し不安もありました。しかし、まる子はその不安をすぐに払拭してくれました。彼女は、私たちの家に新しい温かさと幸せを運んできてくれたのです。まる子が来てからというもの、家の中は本当に明るくなり、みんなが笑顔で過ごせるようになったように感じます。
まる子を迎えてから数日が経ち、毎日が少しずつ穏やかな時間に変わっていきました。彼女のふわふわの毛に手を伸ばすと、優しい温もりが伝わり、どこかホッとした気持ちになります。これから、まる子との新しい暮らしがどう展開していくのか、想像するだけで心が躍ります。
このブログを通じて、少しずつまる子との日々を皆さんにもお届けできたら嬉しいです。これからどうぞよろしくお願いいたします。まる子の物語が、ここから始まります。
明日、3月29日には下丸子土曜集談会に参加し、懇親会が終わった後に、さっそく参加したメンバーにまる子をお披露目する予定です。新たな命が私たちの生活にどんな彩りを与えてくれるのか、楽しみです。
プリン逝き 失いし日々 胸にしみ 新たな命 まる子に見る
プリンなく 思い出深し 春の風