NPO法人 生活の発見会から

生活の発見会は神経症(強迫性障害、恐怖症性不安障害、不安障害、心気障害、性格因性の慢性化したうつ病や種々の心身症など)の悩みを抱えている当事者の自助グループです。
会の根幹に「森田療法の理論(森田理論)の相互啓発による学習とその実践」をすえ、森田理論を日常生活に活かし、悩みを克服し、さらに森田正馬先生の人間観などを学び、より豊かな人生を目指して1970年から活動しております。
私たちは全国各地の約200名の協力医師の先生方、日本森田療法学会、(財)メンタルヘルス岡本記念財団より温かいご支援・ご協力をいただきながら地道な活動を続けてまいりました。

会員の活動拠点は全国各地にある130ヶ所の集談会です。
ここではお互いの体験を交流しあい、克服体験の発表や森田理論の学習などを行いながら 活動を進めており、各地区でコミュニテイの役割をはたしております。
生活の発見会は「来会されるかたがたの悩みを傾聴し、受容と共感をベースに安心できる 場を提供する」をモットーに、今後も森田理論を学ぶ自助活動をすすめてまいります。

お一人でも会員になっていただいて、素晴らしい人生の1歩や発見会の成長になればと思います。
                              (生活の発見会理事長 井上和行)

東京都大田区の認定集談会(大田集談会・下丸子土曜集談会)のお誘い 

私たちは東京都大田区の地域活動として”こころの健康をテーマ”にしてメンタルヘルス活動をしています。大田区には大田集談会および下丸子土曜集談会の2グループがありますが、ともにNPO法人 「生活の発見会」に認定された自助グループの会で、こころをテーマにしたボランティア活動の任意団体です。
こころの問題のために仕事や学校で支障がある方、悩みや不安に心細さを感じていてそれを排除しようとしている方、こころのありようを性格のせいにしている方などは、ぜひ一度この会にお立ち寄りください。
森田療法・理論は、不安や葛藤の背景にある「よりよく生きたい」「心身ともに充実した毎日でいたい」「自己実現をはかって立派な人間になりたい」という人間本来の欲望の存在に着目します。
現実と理想のギャップの悩みは、「かくあるべき自分」と「かくある自分」の食い違いや乖離で、その関係の認知は葛藤をうみ、解決不可能な状況につながります。私たちがいつも使う森田療法・理論のことばに「あるがまま」があります。この言葉の意味するところは、「悩みや不安の存在」と切離せない関係で、人間本来の「欲望の存在」を素直に認めて、両者の関係を「拮抗する感情の運動論」としてとらえ、そこに選択の自由と責任を認めることにあります。いわばこの両者は”不即不離の関係”ないし”アンビヴァレントな関係”にあるといえます。森田療法・理論では、この「欲望の存在」に価値をおいて生き方の方向性を探る点で、ほかの療法にない大きな特徴を有していると言えます。それはおおらかで牧歌的で、人間肯定論の立場に立った心理療法といえると思います。

かけがえのない存在のあなた自身を、初めて参加されるときの内面そのままに、集談会当日にお越しください。私たちとの触れ合いのなかで、たくさんの気づきがあることに驚かれると思います。

この会の組織を構成しているメンバーは、過去において、タイプは違っていても悩みの葛藤にこころおぼえがあって、それを森田療法・理論の学習と日常生活での実践を通して解決をはかってきました。

なかなか人には言えないのが心の悩みですし、独りで解決をしようとすると、そのこころざしとちがって、ますます悩みを深めてしまう傾向が人間にはあるといえます。

自助グループの特徴と利点は、まず立場がみな平等であることです。活動経験の長短や年齢をかさねて身につけた智慧の違いはありますが、常にメンバーは、おたがいを思いやる心がけを大切にしています。

これからの人生計画に、生活の発見会に入会されて、わたしたちとご一緒に学習されますことをお勧めいたします。

毎月送られてくる機関誌『生活の発見』を基礎教材にして、お互いの実生活のなかに学習を生かして、より建設的な生活を営まれますことが課題解決の糸口であり、合理的な方法であり、時間節約につながると確信いたします。

生活の発見会の森田理論集団学習の組織は、医療の場ではなく、会員同士の相互理解・相互啓発のもとに、余暇を利用した自助組織であります。会員は、生きる仲間として、親密な人間的な交流を通じて経験と希望を分かち合って、ともに成長し、よりよく生きることを目指しています。

生活の発見会は、会員のプライバシーの保護を重んじております。また会員は、仕事上または私的な営利に関すること(宗教・政治活動などへの勧誘を含む)を、持ち込むことは固く禁じられております。(活動の指針を抜粋)

ー入会のお申込みをご案内いたしますー

入会のお申込みの流れ:入会申込書に必要事項をご記入のうえ、事務局まで郵送してください。

STEP.1 年会費 (2023年1月1日改訂)

●普通会員:年会費14,000円 (同居している家族に会員がいる方、生活保護を受けている方、父子または母子家庭者、身体障害者、精神障害者の方には割引制度があります。)

●学生もしくは18歳以下の方:年会費10,000円 (入会手続時に学生証もしくは年齢を公的に証明するもののコピーまたは画像データを送って下さい。)

★会員制度・割引制度について詳しくは、下記ボタンからPDFをご確認下さい。

会員制度・割引制度について (PDF) はこちら

STEP.2 お申し込み方法

まず下記のいずれかの方法によりお申し込みください。

1.入力フォームに記入➡送信(こちらのボタンから、入会申込フォームに必要事項をご記入いただき、送信してください。) 入会申込フォームはこちら

2.入会申込書をダウンロード➡記入・郵送(下記ボタンから、入会申込書 (PDF) をダウンロードし、プリントアウトして必要事項をご記入のうえ、事務局まで郵送してください。)

入会申込書 (PDF) のダウンロードはこちら

3.入会申込書を取り寄せ➡記入・郵送(電話もしくはメールにて入会申込書を取り寄せ、必要事項をご記入のうえ、事務局まで郵送してください。)

  <生活の発見会 事務局>

  • 〒130-0001 東京都墨田区吾妻橋2-19-4 リバーあみ清ビル2F
  • 電話番号:03-6661-3800 FAX番号:03-3621-8555
  • eメール:arugamama@hakkenkai.jp

STEP.3 入金方法

お申し込みの後、年会費を下記のいずれかの方法によりお納めください。

1.郵便振替  口座記号番号:00130-0-61934  加入者名:生活の発見会

(郵便振替の用紙は郵便局で取り扱っております。

2.現金書留(現金書留に入会申込書を添えて郵送してください。)

3.ネットバンキングやゆうちょ銀行以外のATMによる振込

振込依頼人名の欄に下記を入力して送金してください。
①新入会 ②お名前 ③電話番号(ハイフン不要)
[入力例] シンニュウカイ ハッケンタロウ 0366613800

  <振込先>

  • 銀行名 : ゆうちょ銀行
  • 店名 : 〇一九 (ゼロイチキュウ)
  • 種別 : 当座預金
  • 口座番号 : 0061934
  • ※ 店名の検索がカナ文字のみの場合、「ゼロイチキュウ」で検索してください。
  • ※ 振込手数料はご自身でご負担をお願いいたします。

STEP.4 手続き終了

無事手続きが済みますと事務局より入会のお知らせをお送りします。

入会申込フォームからネットでお申し込みの場合、@hakkenkai.jp(もしくは@yahoo.co.jp)からメールをお送りします。

再入会制度について

退会後3年未満の方が再入会される場合は「入会申込書」が不要になります。
事前に事務局の名簿での確認が必要ですので、該当される方はご送金の前に事務局までご連絡ください。

自己診断のためのセルフチェックシート

(NPO法人生活の発見会ホームページから転載しています)

セルフチェックシート

簡単な質問にお答えいただく事で自己診断の参考にしていただけるチェックシートをご用意いたしました。ぜひチェックしてみて下さい。
(チェックシートはあくまでも参考であり、詳しくは専門の医師・心理相談機関にご相談下さい。)

社交不安症(対人恐怖)

人が怖いと感じる、他人にどう思われるかが過剰に気になる、人と関わる状況を避けてしまう事に苦しんでいる方はこちら

チェックする

パニック症・全般不安症

動悸や呼吸困難などのパニック発作が起きる方、日常生活の些細な事が心配になり、不安な状態が続き苦しんでいる方はこちら

強迫症

不潔な物に触れたのではないか、誤りや見落としがあるのではと何度も確認してしまうなど、強迫観念や強迫行為に苦しんでいる方はこちら

身体症状症・病気不安症

身体に異常がないのに様々な身体的な症状で苦痛を感じる方、何か重大な病気ではないかと不安になり、そのことばかり考えてしまう方はこちら

抑うつ神経症

気分が沈む、元気がない、悲観的である、無力感がある、食欲がない、体がだるい、疲れやすい事などに悩んでいる方はこちら

※残念ながら症状が重く日常生活ができない方、統合失調症、双極性気分障害、パーソナリティ障害、発達障害、てんかんの方には森田理論学習は有効ではありません。医師にご相談下さい。※医師からそううつ病、うつ病という診断を受けた方の参加については、適否を一度医師にご相談ください。