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気分が凹んでいいんじゃないかな

 

どうも、元強迫観念と全般性不安障害の揚げ玉丼ぶりです。

 

コロナのことと外出自粛による経済の停滞で、なんとなく重い感じに頭が押さえつけられている、漠然とした不安感ともなんともいえない感じが続いています。

 

でも、とりあえず今の状況下では、気分は外界との相関によってつくられるものなので、そうなって凹んでいるのも当たり前な話だよなと思うと落ち着いて凹んでいられます(笑)

 

というワケで落ち着いて凹んでいても、腹は減るのでご飯を食べなければなりませんし、仕事・家事・勉強などその人によって、こなさなければならないことがあります。

 

私は、社員二人の会社なので出社して仕事をこなさなくてはいけませんし、独り者なので、帰ったらご飯作って皿洗って掃除してと、やることだらけで、「嫁さんいたらなぁー」と思いながら溜息をついたり過去を悔んだり落ち込みながら、ずるずると、必要なことを一つ一つこなしています。

 

こういう時に無理して明るくなろうと漫画やゲームに浸ろうとすると、結局は気分本位になって、なんでもかんでも今の気分を測定して、自分の感情に一喜一憂してしまう視野狭窄状態になってしまうかもしれません。

 

ですから、神経症に限らずとらわれの中にいる方も、気分は落ち込んだまま、ふさぎ込んだまま、なんとなく不安なまま、低空飛行でいいので、なんとか生活を回していただきたく思います。

 

では何をしたらいいかというと、基本的にやること、必要なことは目の前にあることが多いです。

 

不安や症状が強い時は自分のことに注意を向けすぎてしまい、しかもそれが承認できずに思い悩むという悪循環に陥りがちですが、不安や嫌な感情がありながらも、それは仕方ないとちょっと脇に置いて周りの様子を見てみてはいかがでしょうか。

 

例えば、台所に食器を置きっぱなしだったり、布団の周りに埃や髪の毛が散乱していたり、脱ぎ散らかした服がそのままだったりするかもしれません。

 

そうして、見たものについて感じたことにしたがって、少し手を出して動いてみてもいいかもしれません。「嫌だなー」「めんどくさい」という気持ちも大切です。不安なら不安で構いません、とりあえず、なんとなく。

 

そして、あれもこれもと混乱して結局はあぶはち取らずにならないよう、取りあえずでいいから出来ることをする。やることが積み重なってたり、不安だらけでいいので、今はこれだけと言い聞かせて、些細なことでも一つ一つこなしていって、生活が流れていただければ嬉しいです。