『生活の発見』 2017.06ダイジェスト
研修機関紙 生活の発見誌 6月号より
* 巻頭言 「立ち上がれ、年金生活者よ!」 T.S氏
* 特集 「“アラカン”男女6人が語る森田的セカンドライフ」
* 名文発掘プロジェクト 「人のためにつくす」 斎藤光人
from doctors 「ひきこもり」にみる対人・関係性(その1)
「ひきこもりとは何か」 東京慈恵会医科大学精神医学講座 小野和哉先生
ひきこもりという行為には肯定的な側面もあります。
ひきこもりを意味のある行為としてみたときに、森田療法の視点から上手な引きこもり方を解説していただきます。
体験記 「心のクセを自覚して、今を大切に生きる」 YR
「森田理論学習の要点ー神経質の性格特徴」を重ね合わせて拝見いたしました。神経症の原因を突き止めていけば、生まれついた素質のような気もするし、育った養育条件や環境的な要因にも原因を見つけることができるでしょう。体験記にあるように、その時々の精神的危機状況を、その神経質な素質と神経質の性格で対処すると結果的にうまくいかなくなります。そうしてしまう心のクセを自覚することと森田療法を原理原則にすることが、とても大切なんだと思いました。
「森田はこれからの人生を楽しく生きるためにも不可欠で、繰り返し離れず生涯学習して行くつもりです」のお言葉に、先輩会員として拍手を送らせていただきます。
* 集談会日記《65》 渋谷平日夜間集談会
* 森田エピソード物語(5) N.O氏
今まで、そしてこれから。「光陰矢の如し」 S.O氏
「行動する前に、瞬間的に神経質性格の”くせ”が顔を出してしまう、神経質性格の根深さを久々に実感した出来事でした。年齢を重ねて、あきらめきれない執着心も、あきらめるわけにはいかない強い欲求も少しずつ弱められていると思っていましたが、根っこには脈々と存在していることも改めての実感でした。」
森田療法を学び続ける意味と知れば知るほど惹きつけられる森田療法の魅力を、大先輩に教えていただきました。
* 支部委員・学習委員・先輩会員による学習会シリーズ IV 「欲望と不安」