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身体での神経症

元強迫観念と全般性不安障害の揚げ玉丼ぶりです。

元々、僕は強迫観念その他の症状が出る前に瞑想や戒律などで死の恐怖から逃れようとしていました。

瞑想しているとある日、足の小さなこわばりが気になってそれを邪魔だなと思い、揉んだり押したり温めたりとしていく内に、鍼治療や漢方、高い整体など色々な対処を行いました。

そして、段々知識は深まっていくものの、体のあちこちが気になり始め、鍼灸の先生が読むような本やそれらの学校のテキストまで読んで、「そもそも鍼灸とは~」「本当の健康とは~」と知識は増えていく一方で、完全な健康になればと右往左往していました。

しかし、行き詰まり強迫観念は治ったものの、まだ鬱積した気分や緊張感はとれず、毎日ふさぎ込んだまま過ごしていました。

ただ先日、母から「なんでいつも緊張しているんだ」と問われ、帰宅して考えてみると、後付けではいくらでも理由はありますが本当の理由はわかりません。

そこで数年前に足の小さなこわばりを気になったころを思い出し、ふと「ただの力の入れ過ぎでは?」と思い、力んでいたところの力を手放してみました。

そうすると体のこわばりや緊張感やなんとなくの不安感が、するすると解けていきます。

ただこれだけのことだったんだ。

力を入れながら何とか力を抜こうとしたことだけで、色々な対処をして我を忘れて友人を失い、治療や薬にお金もいっぱい使い、色々な人に迷惑をかけたり恥をさらしました。

そのことを思うと、嬉しさと情けなさ、自分の無力さや馬鹿さに何とも言えない感情が込み上げてきました。

でももう大人なので、過去の失敗は変に感情的になったり悪びれたりもせず、反省材料として今後に生かし、まっとうに生活して行こうと思います。