悩みや不安はそのままにして今日一日を大切にしませんか。心の障害や心の健康を紐解くカギは森田療法に大きなヒントがあります。そんな心に関するあれこれをテーマにしました。

森田療法と人間観を考える

森田正馬全集第5巻からの抜粋引用

いやいやながらの夫婦でかえって恋愛結婚よりも充実した愛情のできる事がある

それは憎む心・嫌う心をそのままに反抗なしに憎み嫌っていれば、なんとはなしに自分の憎む心の卑劣を感じ、自分から憎まれる相手の心が可哀想になり、それからしだいしだいに、相手の長所・愛すべき点を、公正に観察する事ができるようになり、それがいつしか愛憐の情となって、放縦の感情から起こった恋愛の夫婦よりも、かえって充実した愛情が発育してくる事が多いのである。                                                 (570頁下段)

 

高良武久著作集からの抜粋引用

人間性の事実について

 神経質症の患者は一般に要求水準が高く、完全欲が強いので「かくあるべし」という理想像に重点を置き過ぎて「かくある」という事実に裏切られやすい。

森田の「思想の矛盾」というのはこのことを意味する。学生が勉学するとき、精神を統一して勉学の対象のみに注意を集中して、そのことに関する以外の観念は起こすべきでないという態度をとることは「かくあるべし」ということに執することである。

しかしかかる状態を常に持続させることは不可能であり、いわゆる雑念は必然的に起こるので、これが「かくある」人間心理の事実である。

すなわち「かくあるべし」の理想像が、「かくある」事実に罰せられて患者を悩ますのである。

気分の問題にしても同様で、人が常に明朗な気分の状態であるべきだと念ずれば、気分は内外の刺激によって明暗つねに動揺するという事実に裏切られて、そのためにいよいよ気分の失調をきたすのである。

『高良武久著作集Ⅱ』23-24

 


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